認知症に関するご相談

東京都23区内で高齢化率が一番高い北区では、認知症に対して関心を持っている方が多いと思われます。
年齢が上がる事に認知症の頻度は上がって行き、85歳以上では3~4人に一人が認知症だと云われています。

認知症のかたもご家族の方も…

最近、物忘れが気になる…自分が認知症かどうか知りたい!
まずは身近なかかりつけ医に相談しましょう!

認知症の詳しい診断が必要

事前予約をして、紹介状をかかりつけ医の先生に作成してもらいましょう!
地域連携型認知症疾患医療センター
オレンジほっとクリニック
地域拠点型認知症疾患医療センター
東京都健康長寿医療センター
  • かかりつけ医の先生から、紹介状(情報提供書)を書いて頂いてから大きな病院を受診しましょう(ない場合は余分に料金がかかります)。
  • かかりつけ医のいない方は、まずはものわすれ相談医の先生に相談してみましょう!
  • 大きな病院は、他にもありますのでかかりつけ医の先生に相談してみましょう。

仲間と会って
情報交換や介護の相談をしたい

「まだお医者さんに行くほどではないなぁ…」
「医療機関は敷居が高いなぁ…」

そんな方やご家族は、身近にある高齢者あんしんセンターに立ち寄ってみましょう。

近くの高齢者あんしんセンター
相談しましょう。

高齢者あんしんセンター一覧

認知症カフェはご存知ですか?

高齢者あんしんセンターを中心に区内16か所に医師(もの忘れ相談医)が出向き物忘れが気になる方、そのご家族の認知症の相談にのります。

簡単な認知症の検査を受けることでき、その方に適切なサービスが受けられるようアドバイスします。

介護に関するご相談

介護保険制度は高齢者の自立支援と尊厳の保持を基本としつつ、介護の必要な方を保険で支える制度です。

こんな方はぜひ
介護保険を使ったサービス利用しましょう!

  • 自宅付近しか出歩かなくなり、足腰が弱ってきた
  • 物忘れがひどくなってきた
  • 退院が決まったが自宅での療養に不安がある
  • 高齢世帯・独居世帯で不安
  • 施設に入所を望んでいる

介護保険は、調査によって決定される『要介護度』に応じて受けられるサービスが決まってきます。

おおよその流れは下の通りです。また介護度が出るまでに約一か月の期間を要しますが、介護度が出る前でもサービスは利用できることがあります。詳しくは担当となるケアマネジャーにお尋ねください。

申請

区役所、高齢者あんしんセンターなどで申請します(ケアプランセンターなどでも依頼可能です)。

訪問調査

ご自宅、入院先、施設などを訪問調査員が訪れ、心身の状態を調べます。おおむね30分~1時間程度で終わります。

主治医意見書

かかりつけ医の先生が、現在の病気の治療状況、おくすりや検査結果などについて書類を作成します。

審査・判定

どの程度の介護が必要なのか、訪問調査の結果と主治医意見書に基づいて介護認定審査委員会が開催され、審査・判定を行います。

認定

要支援、要介護と判定された方は介護保険のサービスを利用することが出来ます。
要支援、要介護の区分に応じて利用できるサービスの量や利用限度額などが決められます。