| ■溶連菌感染症 | 解説書には「適切な抗生剤治療が行なわれていれば、抗生剤治療開始後24時間を経て全身状態がよければ、登校は可能である」とありますが、患児の十分な治療を考えれば、2〜3日の出席停止が適切と思われます。
ペニシリン、セフェム系など有効な抗生剤で治療しますが、途中で服薬を中止してしまうと、腎炎発症の可能性もあり、10〜14日の服薬継続が望まれます。場合によっては家族感染に注意する必要があります。 |
■ウイルス性肝炎 (A型肝炎) | 主要症状が消退し、肝機能が正常になれば登校は可能です。なお、手をよく洗うように注意してください。 |
| ■手足口病 | 主として飛沫感染ですが、2〜4週間にわたって糞便にもウイルスが排泄されることを理解しておかなければなりません。発熱や口腔内に水疱・潰瘍のある急性期は感染源となるので、解熱後の症状に注意し、2〜3日の出席停止は必要です。髄膜炎や脳炎の合併することもあるので、楽観はできません。 |
| ■伝染性紅斑 | 症例によっては病原体の持続排泄のある例があるので注意する必要があります。特に妊婦(教師など)への感染は、胎児水腫による胎児の死亡に関わるので最も注意が必要です。
患児にも溶血性貧血、血小板減少性紫班病や関節炎などの合併症を起こすことがあります。 著明な発疹の見られる時期は2〜3日の出席停止が適当と考えられます。 |
| ■ヘルパンギーナ | 病原体がコクサッキーA群ウイルスのほか、エンテロウイルスによっても起こるため、再発することもありえます。主要症状消失後2〜3日は登校をひかえる必要があります。手洗いなど一般的な予防法の励行が大切です。 |
| ■マイコプラズマ感染症 | 病原体の排泄期間は4〜8週間とされ、頑固な咳が続くときは本症を疑います。抗生剤としてマクロライド系とテトラサイクリン系が有効です。感染力の強いのは急性期です。症状が改善して全身状態がよければ登校は可能です。
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| ■流行性嘔吐下痢症 | 症状の有る期間は糞便にウイルスが排泄されているものと考えられます。幼児や小学生には小型球形ウイルス(SRSV)が多いと言われています。
下痢、嘔吐症状が回復した後、全身状態がよければ登校可能です。 |