健康診断
 就学時、定期、修学旅行前、移動教室(日光など)前、プール授業前 などの健康診断を行って居ります。

心臓検診、腎臓検診、結核検診
 異常を認めた生徒は、帝京大学の協力を得て、更に正確な診断を得るため、二次・三次の健診を行い、事後対策に多大な成果をあげて居ります。

修学旅行・夏季施設などの学校行事に参加
 校医が同行し、健康管理を行っております。

各種表彰の審査への協力
 北区学校保健会の一員として、各学校の保健活動を調査し、優良校、努力校、優良児などの選出をし表彰を行っております。

学校保健委員会
 各学校の学校保健、委員会のメンバーとして参加し、生徒の健康増進に努めております。

学校保健大会への参加
 全国学校保健大会、十三大都市研修会、関東甲信越静研修会などに参加し、医師会として学校医、園医の資質向上のため今後も努めてまいります。

北区学校健康会への参加
 校長会、保健主任会、養護教諭会、栄養職員会、歯科医師会、薬剤師会の各部会と協力し、学校保健の向上に努めてまいります。


最  新  情  報

学校における伝染病の取り扱い

学校で予防すべき伝染病の種類とその分類
 
第1種エボラ出血熱、クリミヤ、コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱、急性灰白髄炎、コレラ、細菌性赤痢、ジフテリア、腸チフス、パラチフス
第2種インフルエンザ、百日咳、麻疹、流行性耳下腺炎、風疹、水痘、咽頭結膜熱、結核
第3種腸管出血性大腸菌感染症、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、その他の伝染病(学校教育活動を通じて、流行を広げる可能性のある伝染病)

出席停止期間について
 
インフルエンザ解熱した後2日を経過するまで
百日咳特有の咳が消失するまで
麻疹解熱した後3日を経過するまで
流行性耳下腺炎耳下腺の腫脹が消失するまで
水痘すべての発疹が痴皮化するまで
咽頭結膜熱主要症状が消退した後2日を経過するまで
結核伝染のおそれがなくなるまで
 

児童・生徒の間で多発し、流行を起こす最も大きな感染経路は、主として飛沫感染です。多くの感染症では鼻腔・咽頭で病原体が増殖し、かなり大量排泄される時期を感染源として注意する必要があります。
眼の感染症では、眼の分泌液中のウイルスが多量にある期間は、直接接触、またはプールの水、タオルなどを介して伝染します。
糞便中に病原体が排泄される疾患(腸管系疾患のほか手足口病、ヘルパンギーナ、ポリオなど)では、食品や飲料水の汚染を別とすれば、患者・保菌者の手指に付着した病原体が他人への感染源となります。通常の石鹸を用いた流水による十分な手洗いにより、他人への直接伝染はかなり防止できます。


第3種「その他の伝染病」及び登校基準について
 (その他の伝染病)は、起こった場合に、その流行を防ぐために必要があれば、学校長と学校医が相談して(第3種の伝染病)としての措置を取りうる疾患と考えられます。
  
 ★条件によっては出席停止の措置が必要と考えられる伝染病
 
溶連菌感染症解説書には「適切な抗生剤治療が行なわれていれば、抗生剤治療開始後24時間を経て全身状態がよければ、登校は可能である」とありますが、患児の十分な治療を考えれば、2〜3日の出席停止が適切と思われます。
ペニシリン、セフェム系など有効な抗生剤で治療しますが、途中で服薬を中止してしまうと、腎炎発症の可能性もあり、10〜14日の服薬継続が望まれます。場合によっては家族感染に注意する必要があります。
ウイルス性肝炎
 (A型肝炎)
主要症状が消退し、肝機能が正常になれば登校は可能です。なお、手をよく洗うように注意してください。
手足口病主として飛沫感染ですが、2〜4週間にわたって糞便にもウイルスが排泄されることを理解しておかなければなりません。発熱や口腔内に水疱・潰瘍のある急性期は感染源となるので、解熱後の症状に注意し、2〜3日の出席停止は必要です。髄膜炎や脳炎の合併することもあるので、楽観はできません。
伝染性紅斑症例によっては病原体の持続排泄のある例があるので注意する必要があります。特に妊婦(教師など)への感染は、胎児水腫による胎児の死亡に関わるので最も注意が必要です。 患児にも溶血性貧血、血小板減少性紫班病や関節炎などの合併症を起こすことがあります。
著明な発疹の見られる時期は2〜3日の出席停止が適当と考えられます。
ヘルパンギーナ病原体がコクサッキーA群ウイルスのほか、エンテロウイルスによっても起こるため、再発することもありえます。主要症状消失後2〜3日は登校をひかえる必要があります。手洗いなど一般的な予防法の励行が大切です。
マイコプラズマ感染症病原体の排泄期間は4〜8週間とされ、頑固な咳が続くときは本症を疑います。抗生剤としてマクロライド系とテトラサイクリン系が有効です。感染力の強いのは急性期です。症状が改善して全身状態がよければ登校は可能です。
流行性嘔吐下痢症症状の有る期間は糞便にウイルスが排泄されているものと考えられます。幼児や小学生には小型球形ウイルス(SRSV)が多いと言われています。
下痢、嘔吐症状が回復した後、全身状態がよければ登校可能です。
  
 

★通常出席停止の措置は必要ないと考えられる伝染病

 アタマジラミ、水いぼ(伝染性軟属腫)、伝染性膿痴疹(プールや入浴は患者と共にしない注意が必要です。痴皮が完全に消失するまで治療する必要があります)